本記事では、タイムズカーシェアでの車両の借り方から返却手続きまで、できるだけ丁寧に解説していきます。
慣れれば簡単!いつでもどこでも、手軽にクルマが借りられるようになりますよ。
タイムズカーシェアとは
タイムズカーシェアとは、パーク24グループのタイムズモビリティ株式会社が運営するカーシェアリングサービスで、日本全国でサービスを展開しています。
業界ナンバー1のステーション数が特徴で、主要都市を中心に、全国各地に展開しています。
このステーションの多さが、タイムズカーシェアの大きな魅力です。
利用料金は車種により異なりますが、『220円/15分』から利用できます。
クルマの予約方法
予約方法は大きく2種類あり、15分単位で予約することができます。
- スマホアプリで予約
- PCサイトで予約
スマホアプリで予約
スマホアプリ「タイムズカーシェア検索」を利用して予約ができます。
利用したい日時を指定するだけで、空いている車両がすぐに分かります。
車両選択後の手続きも簡単。私はいつも、このアプリ経由で予約しています。
PCサイトで予約
PCサイトでは、様々な条件からステーションやクルマを検索することができます。
検索結果の画面では、各車両の空き状況が15分単位で分かります。
借りたいステーションや車種が決まっている場合などは、こちらのほうが便利です。
『安心保障サービス』とは?
予約をするときには、『安心保障サービス』の加入有無の確認があります。
加入料金は、1回の利用当たり「330円」。加入すると、事故やパンク等に、保険外費用として利用者が負担する費用(ノンオペレーションチャージ[NOC])が無料になったり、キーのインロック、ガス欠等にかかわる費用が免除になります。
カーシェアの利用に慣れるまでは、加入しておくことをオススメします。
(ちなみに私は、長時間利用の時は加入し、1~2時間程度の利用の時は加入していません。)
予約の確認
予約が完了したら、メールが届きます。
予約した時間や、車両情報(車種・色・ナンバー)などが確認できるので、利用開始前にチェックするようにしましょう。
利用開始手順
利用時間になったら、クルマの元へ。クルマに到着したら、以下の手順で進めましょう。
慣れれば、1~2分で出発できるようになりますよ!お手軽っ!
- 会員カードで開錠
- 車両のキズチェック
- 鍵を取り出し、エンジン始動
- スタンド看板を移動し、出発
会員カードで開錠
ステーションに到着したら、予約したクルマを探しましょう。
複数台止まっているときは、予約メールの車両ナンバーなどを確認しましょう。
車両の窓に、以下のカードリーダーが取り付けてあるので、そこに会員カードをかざします。
「ピピッ」っという音がしたら、クルマの開錠が完了です。
(鍵の開いた「ガチャ」という音がすることが多いですが、たまに開錠音が静かなクルマもあります。)
車両のキズチェック
開錠できたら、乗り込む前にキズチェックをしましょう。
クルマの外周を一周して、大きな傷やヘコミがないかをチェックしておきましょう。
バンパーやドアなどに、小さなキズやヘコミがあったりする場合もあります。
返却時に見つけて「もしかして自分が…」と焦る人もいるようです。事前にチェックして、安心して出発できるようにしましょう。
鍵を取り出し、エンジン始動
助手席前のグローブボックス内に、キーボックスが入っています。
そこから、キーを取り出しましょう。
スタンド看板を移動し、出発
駐車場は、カーシェア車両専用のスペースになっています。
他のクルマが誤って駐車しないように、出発するときは、スタンド看板を駐車スペースに置きましょう。
また、ステーションがゲート式駐車場の場合には、車両に備え付けのパスカードを使って出庫します。パスカードは、運転席頭上のサンバイザーにありますよ。
利用中の開錠・施錠
クルマを借りている間の開錠・施錠には、エンジン始動時に利用したキーを使います。
カードリーダーにカードをかざすのは、NGですよ。
給油
レンタカーの場合は、ガソリン満タンでの返却が必要となりますが、
カーシェアリングの場合は、燃料が減っていた場合にのみ、給油すればOKです。
給油するときは、車内においてある給油・洗車カード (サンバイザーにあることが多い) を使います。使えるガソリンスタンドは、カード裏面に書いてあります。そちらを参考に、近くのガソリンスタンドで給油しましょう(大手ブランドは一通り使えますので、ご安心を)。
【お得情報】
時間料金での利用時に給油をすると、給油時の利用料金から30分割引になります。
ガソリンが減っている車両を利用したときは、ぜひ給油して利用料金の割引を受けましょう!
返却手順
返却手順は以下順番で進めていきます。
- 出発したステーションに駐車
- エンジンを止めて、鍵を戻す
- 会員カードで施錠
- スタンド看板を元にもどす
出発したステーションに駐車
出発したステーション内、カーシェア用の駐車マスにクルマを停めましょう。
1つの駐車場に複数台カーシェアのスペースがあり、出発した場所に別のカーシェア車両が駐車している場合があります。
そんな時は慌てずに、他の空いているカーシェア用駐車スペースに止めましょう。
エンジンを止めて、鍵を戻す
エンジンを停めたら、キーボックスに鍵を返却します。
「ETCカードの取り忘れにご注意ください」といったアナウンスが流れだしたら、OKです。
クルマを降りる際は、携帯やETCカードの忘れ物に気を付けましょう。
また、ゴミは各自で持ち帰りになります。車内をきれいにしてから、返却しましょう。
会員カードで施錠
クルマから降りたら、会員カードをカードリーダーにかざします。
5秒程度で、クルマが施錠されます。これで返却完了です。
返却が完了したら、返却完了のメールがすぐに届きます。
こちらのメールが届いたことを確認すれば、無事に返却完了です。
利用料金に関する注意点
ここでは、2つに絞って利用料金に関する注意点をお伝えします。
- 課金が発生し始めるタイミング
- 課金が終了するタイミング
課金が発生し始めるタイミング
利用料金は、予約した時刻より発生します(※利用開始時刻ではありません)。
ただ、車両の開錠ができるのは、利用開始時刻の15分前からです。これは、出発前の安全確認を確実にしてもらうための仕組みになっています。
予約の変更は、予約した時刻の1分前まで可能です。もし予約した時刻に遅れそうな場合は、無理せずに予約時刻を変更するようにしましょう。
課金が終了するタイミング
車両の返却が完了した時点で、課金は終了となります。すなわち、予約より早めに返却すれば、予約時の料金より安く利用できるのです(パック利用の場合など、例外あり)。
安全運転で、余裕を持った利用をしてもらうためのルールになっています。
渋滞などに巻き込まれても、急がず焦らず帰れるように、 利用予定よりも長めに(1~2時間程度)予約をしておくようにしましょう。
長時間・長距離はレンタカーがオススメ
12時間以上の利用や、長距離利用であれば、カーシェアよりもレンタカーの方がお得なケースも多いです。
楽天トラベルのレンタカー予約であれば、複数社まとめてお得なプランを探すことができるので、普段使い慣れていない人にオススメです!
さいごに
これだけ読むと難しいかも感じるかもしれませんが、一度やってみれば案外簡単です。
カーシェアリングを使って、あなたのカーライフに新たな一ページを加えてみませんか。
また、タイムズカーシェアを使うためには、会員登録が必要になります。
まだ登録が完了していない人は、以下サイトから登録してみましょう!
安全運転で、楽しいカーシェアライフをお過ごしください!
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