本記事では、楽天カーシェアでの車両の借り方から返却手続きまで、できるだけ丁寧に解説していきます。
慣れれば簡単!いつでもどこでも、手軽にクルマが借りられるようになりますよ。
楽天カーシェアとは
楽天グループの提供するカーシェアリングのサービスです。オリックスカーシェアとの提携によるサービスで、都市部を中心に全国でサービスを利用することができます。
月額料金無料で利用できるのが大きな特徴で、「230円/15分」からお得に利用することができます。
登録方法
登録方法は以下記事で紹介しています。実際に使ってみよう!となった方は、ぜひ読んでみてくださいね。
クルマの予約方法
ウェブサイト(PC・スマホ共通)から、15分単位で予約することができます。
車両を探す
利用したい日時と場所を指定すると、地図で車両の一覧を見ることができます。各ステーションごとの車種・空き状況を確認して、使いたい車両を選択します。
情報入力→予約完了
車両を選択したら、利用時間や支払い方法などを確認します。問題なければ「予約を確定する」を押して完了です!
予約が完了したら、メールで予約内容が届きます。サイト上でも予約状況を確認することができますよ。
車両情報(車種・色・ナンバー)などは、利用開始前に再度チェックするようにしましょう。
電子鍵の登録(初回のみ)
初回のみ、車両の開錠・施錠をするための電子鍵の登録が必要となります。
フェリカ対応の端末・カードを準備
電子鍵には、携帯電話や交通系ICカードなど、フェリカ対応のものが登録できます。普段使うものを登録しておくと便利です。
※裏技:他社カーシェアのカードも、フェリカ対応しているので登録することができます。私は、タイムズカーシェアの会員カードを電子鍵として登録しました。
電子鍵の登録(オペレーターへの電話)
車両の初回利用時に、オペレーターに電話して電子鍵の登録をします。
車両のICカードリーダー部分に番号が書いてあるので、車両に着いたら電子鍵として登録する端末・カードを準備して、オペレーターに電話しましょう。
オペレーターの指示に従い、以下手順で作業を進めます。私が登録した時は、3~4分でスムーズに登録を終えることができました。
- 個人情報の確認
- 車両の確認
- 電子鍵の登録
電子鍵の登録が完了したら、いよいよ車両を利用していきます。
利用開始手順
利用時間になったら、クルマの元へ。クルマに到着したら、以下の手順で進めましょう。
慣れれば、1~2分で出発できるようになりますよ!お手軽っ!
- 会員カードで開錠
- 車両のキズチェック
- 鍵を取り出し、エンジン始動
- スタンド看板を移動し、出発
会員カードで開錠
ステーションに到着したら、予約したクルマを探しましょう。オリックスカーシェアとの提携サービスのため、オリックスカーシェアの案内看板を探せばOKです!
複数台止まっているときは、予約メールの車両ナンバーなどを確認しましょう。
車両の後方、窓の部分にカードリーダーが取り付けてあるので、そこに会員カードをかざします。
「ピピッ」っという音がしたら、クルマの開錠が完了です。
(鍵の開いた「ガチャ」という音がすることが多いですが、たまに開錠音が静かなクルマもあります。)
車両のキズチェック
開錠できたら、乗り込む前にキズチェックをしましょう。
クルマの外周を一周して、大きな傷やヘコミがないかをチェックしておきましょう。
バンパーやドアなどに、小さなキズやヘコミがあったりする場合もあります。
返却時に見つけて「もしかして自分が…」と焦る人もいるようです。事前にチェックして、安心して出発できるようにしましょう。
鍵を取り出し、エンジン始動
助手席前のグローブボックス内に、キーボックスが入っています。
鍵を「貸出」に回して、キーを取り出しましょう。
スタンド看板を移動し、出発
駐車場は、カーシェア車両専用のスペースになっています。
スタンド看板が設置されているステーションでは、他のクルマが誤って駐車しないように、スタンド看板を駐車スペースに置いてから出発しましょう。
車両にはマニュアルも搭載されています。使い方が分からなかったら、こちらを確認しましょう!
また、ステーションがゲート式駐車場の場合には、車両に備え付けのパスカードを使って出庫します。パスカードは、運転席頭上のサンバイザーにありますよ。
同じところに給油カードも保管されています。
利用中の開錠・施錠
クルマを借りている間の開錠・施錠には、エンジン始動時に利用したキーを使います。
カードリーダーにカードをかざすのは、NGですよ。
利用中の時間延長
利用中の時間延長は、カーナビorウェブサイトのどちらでもできます。以下の手順にて操作すればOKです!
- カーナビ:「メニュー」→「カーシェア利用延長」→延長したい時間を選択
- サイト:「予約情報」→「利用中」→「予約変更」→延長したい時間を選択
給油
レンタカーの場合は、ガソリン満タンでの返却が必要となりますが、
カーシェアリングの場合は、燃料が減っていた場合にのみ、給油すればOKです。
給油するときは、車内においてある給油・洗車カード (サンバイザーにあることが多い) を使います。使えるガソリンスタンドは、カード裏面に書いてあります。そちらを参考に、近くのガソリンスタンドで給油しましょう(大手ブランドは一通り使えますので、ご安心を)。
※楽天カーシェアでは、給油による割引サービスは行われていません。
返却手順
返却手順は以下順番で進めていきます。
- 出発したステーションに駐車
- エンジンを止めて、鍵を戻す
- 会員カードで施錠
- スタンド看板を元にもどす
出発したステーションに駐車
出発したステーション内、カーシェア用の駐車マスにクルマを停めましょう。
1つの駐車場に複数台カーシェアのスペースがあり、出発した場所に別のカーシェア車両が駐車している場合があります。
そんな時は慌てずに、他の空いているカーシェア用駐車スペースに止めましょう。
エンジンを止めて、鍵を戻す
エンジンを停めたら、キーボックスに鍵を返却します。
「ETCカードの取り忘れにご注意ください」といったアナウンスが流れだしたら、OKです。
クルマを降りる際は、携帯やETCカードの忘れ物に気を付けましょう。
また、ゴミは各自で持ち帰りになります。車内をきれいにしてから、返却しましょう。
会員カードで施錠
クルマから降りたら、会員カードをカードリーダーにかざします。
5秒程度で、クルマが施錠されます。これで返却完了です。
返却が完了したら、返却完了のメールがすぐに届きます。
こちらのメールが届いたことを確認すれば、無事に返却完了です。
利用料金に関する注意点
ここでは、2つに絞って利用料金に関する注意点をお伝えします。
- 課金が発生し始めるタイミング
- 課金が終了するタイミング
課金が発生し始めるタイミング
利用料金は、予約した時刻より発生します(※利用開始時刻ではありません)。
ただ、車両の開錠ができるのは、利用開始時刻の15分前からです。これは、出発前の安全確認を確実にしてもらうための仕組みになっています。
予約の変更は、予約した時刻の1分前まで可能です。もし予約した時刻に遅れそうな場合は、無理せずに予約時刻を変更するようにしましょう。
課金が終了するタイミング
利用料金は、予約した時間分が課金されます。
タイムズカーシェアなどでは、実際に利用した分のみですが(早く返却したら、その分安くなる)、ルールが異なるのでお気を付けください。
楽天でレンタカー
12時間以上の利用や、長距離利用であれば、カーシェアよりもレンタカーの方がお得なケースも多いです。
楽天トラベルのレンタカー予約であれば、複数社まとめてお得なプランを探すことができるので、普段使い慣れていない人にオススメです!
さいごに
これだけ読むと難しいかも感じるかもしれませんが、一度やってみれば案外簡単です。
カーシェアリングを使って、あなたのカーライフに新たな一ページを加えてみませんか。
安全運転で、楽しいカーシェアライフをお過ごしください!
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